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福井宣規教授、河野俊行教授が高等研究院特別主幹教授に就任
2025.06.05
| 令和７年６月５日、伊都キャンパスの椎木講堂で福井 宣規特別主幹教授、河野 俊行特別主幹教授の称号授与における辞令交付式が執り行われました。 福井宣規教授は永年にわたり、免疫学・遺伝学・生体防御医学の教育と研究に尽力されると共に、DOCK2の発見を契機に新たな研究領域を開拓し、学際的融合研究を推進することで、当該領域の発展に多大な貢献をなされました。また、複数の大型プロジェクトの代表者として、異分野の研究チームをまとめ上げ、研究領域の発展や若手研究者の育成にも尽力されました。今後も本学並びに研究所の研究と教育の発展に多大な貢献が期待されることから、令和７年４月１日に九州大学特別主幹教授に就任いただきました。 河野俊行教授は、国際私法分野において、就中国際私法に経済学の手法を取り入れた研究の草分けの一人として、世界的に有名であり、文化遺産保護分野でも、ユネスコ無形文化遺産条約及びユネスコ文化多様性条約の起草に関わったほか、世界遺産条約を含む文化遺産関係6 条約を広くカバーする稀有な存在です。現在も、世界遺産と人権に関する案件のモニタリング、アフリカの文化遺産保護推進、952 件に及ぶ世界文化遺産リスト全体を見直すプロジェクトの総合統括などの重要な任務に深くコミットされており、今後も本学の研究活動へ多大な貢献が期待されることから、令和７年４月１日に九州大学特別主幹教授に就任いただきました。 石橋総長から福井特別主幹教授と河野特別主幹教授へ称号授与証が交付されたのち、意見交換がなされました。
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