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第2回高等研究院フォーラムを開催【開催報告】

2025.01.10 NEW
 令和7年1月9日(木)、本学稲盛財団記念館(伊都キャンパス)にて「第2回高等研究院フォーラム」を開催し、大学関係者など学内外から約70名が参加しました。

 九州大学高等研究院では、本学が掲げる「総合知で社会変革を牽引する大学」の実現に向けて、新たな若手研究者採用・育成制度となる「稲盛フロンティアプログラム(以下「稲盛FP」)」や「国際的研究リーダー研修プログラム(以下「QUEST」)」を創設し、新学術領域の開拓や国際頭脳循環を生み出す「知のプラットフォーム」形成に取り組んでいます。そしてこの度、両プログラムの第2期採択者を決定したことから、これら若手研究者育成事業の紹介を中心に、高等研究院におけるこれまでの活動報告や今後の活動計画等に関する情報を一体的に発信する場として、シンポジウム形式のフォーラムを開催しました。

 当日は、初めに白谷 正治高等研究院長から開会挨拶を行った後、津田 誠副院長から高等研究院の沿革、若手研究者育成事業、及び稲盛FP・QUEST両プログラム採択者(稲盛FP教員、QUESTフェロー)の紹介を行いました。


白谷 正治 高等研究院長 
  
  津田 誠 高等研究院副院長 
            
 その後、第1期の稲盛FP教員、QUESTフェローの若手研究者4名がそれぞれ登壇し、自身の活動報告や今後の抱負についてプレゼンテーションを行いました。

高等研究院 
翁 岳暄(ウェン・ユエシュアン)准教授※

  
  高等研究院 矢崎 亮 准教授※  



高等研究院 楠亀 裕哉 准教授※            
   
  工学研究院 小野 利和 准教授
  (※:第1期稲盛フロンティアプログラム教員、●:第1期国際的研究リーダー研修プログラムフェロー) 

 後半は、藤木 幸夫特別主幹教授をお招きし、若手研究者への助言をテーマにご講演をいただきました。特に、基礎研究の重要性、科学の面白さ・楽しさ、科学を文化として楽しむことの重要性と現在の問題点について、存分にお話しいただきました。

高等研究院 藤木 幸夫 特別主幹教授      
   
   谷本 潤 理事・副学長
  
 最後に、谷本 潤理事・副学長による閉会挨拶があり、盛会のうちに終了しました。ご参加いただきました皆様、まことにありがとうございました。
 高等研究院では、今後も様々な形で情報発信を行うとともに、若手研究者及び特別主幹教授を中心とした研究者交流の機会を設け、「知のプラットフォーム」形成を推進して参ります。

  
 会場の様子