第1回高等研究院フォーラムを開催

※当日のプログラムは以下をご覧ください。


　令和6年1月9日（火）、伊都キャンパスの稲盛財団記念館にて「高等研究院フォーラム」を開催し、大学関係者など学内外から約80名が参加しました。

　九州大学高等研究院では、本学が掲げる「総合知で社会変革を牽引する大学」の実現に向けて、新たな若手研究者採用・育成制度となる「稲盛フロンティアプログラム」や「国際的研究リーダー研修プログラム」を創設し、新学術領域の開拓や国際頭脳循環を生み出す「知のプラットフォーム」形成に取り組んでいます。そして、この度、両プログラムの第1期採択者を決定したことから、これら若手研究者育成事業の紹介を通じて、高等研究院の今後の活動への理解と参画等を促すことを目的に開催したものです。
　
　当日は、まず初めに、白谷高等研究院長から高等研究院の紹介を行った後、萩島副院長から若手研究者育成事業の紹介を行いました。
その後、稲盛フロンティアプログラムの第1期教員となる5名の若手研究者がそれぞれ登壇し、自身の研究活動や抱負などについてプレゼンテーションを行いました。

白谷 正治 高等研究院長	稲盛フロンティアプログラム教員     Yueh-Hsuan Weng 准教授	稲盛フロンティアプログラム教員                矢崎 亮 准教授
稲盛フロンティアプログラム教員                楠亀 裕哉 准教授*       *:令和6年4月1日着任予定	稲盛フロンティアプログラム教員             髙野 哲也 准教授*	稲盛フロンティアプログラム教員 Justin Kaidi 准教授* (オンライン参加)

　また、第2部では、昨年2月にご逝去された笹月健彦 特別主幹教授の追悼講演として、佐々木裕之 特別主幹教授並びに福井宣規 生体防御医学研究所長よりご講演をいただきました。会場には、笹月先生のご親族や親交が深い研究者も多数ご来場賜り、参加者一同、そのご功績を偲ぶとともに改めて哀悼の意を捧げました。

佐々木 裕之 特別主幹教授

福井 宣規 生体防御医学研究所長

会場の様子

　最後に、福田理事・副学長による閉会挨拶があり、盛会のうちに幕を閉じました。
高等研究院においては、今後も様々な形で情報発信を行うとともに、若手研究者を中心とした研究者交流の機会を設け、「知のプラットフォーム」形成を推進して参ります。