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「高等研究院若手研究者交流セミナー2024~異分野コミュニケーションの未来~」を開催

2024.08.05
 令和6年8月1日(木)、本学稲盛財団記念館(伊都キャンパス)にて「高等研究院若手研究者交流セミナー2024~異分野コミュニケーションの未来~」を開催し、大学関係者を中心に約40名が参加しました。

 九州大学高等研究院は、本学が掲げる「総合知で社会変革を牽引する大学」を実現するため、新たな若手研究者採用・育成制度となる「稲盛フロンティアプログラム」や「国際的研究リーダー研修プログラム」を開始し、新学術領域の開拓を担っていく「知のプラットフォーム」として高度な研究活動と人材育成に取り組んでいます。この活動の一環として、高等研究院において部局や研究分野を超えた研究者の交流・融合の環境を構築し、最新の研究活動や取組を広く周知するために、シンポジウム形式のセミナーを開催したものです。

 当日は、まず初めに白谷正治高等研究院長から開会挨拶を行った後、気鋭の若手研究者3名がそれぞれ登壇し、自身の活動紹介や今後の抱負についてプレゼンテーションを行いました。


白谷 正治 高等研究院長                     


高等研究院 Justin Kaidi准教授 (司会)   
(稲盛フロンティアプログラム教員)  


高等研究院 髙野 哲也 准教授      
(稲盛フロンティアプログラム教員) 


工学研究院 長尾 匡憲 助教              
(国際的研究リーダー研修プログラムフェロー)
※豪州滞在中のためオンライン参加

人文科学研究院 前田 雅子 准教授
(国際的研究リーダー研修プログラムフェロー)


 
 
後半は、藤木幸夫特別主幹教授をお招きし、若手研究者とともに異分野コミュニケーションの在り方についてのパネルディスカッションを行いました。プレゼンテーションに際しての心構え、専門用語の使い方、問題意識の共有、コンセンサスの重要性等を中心とした議論に加えて、参加者からの質疑も活発に行われ、盛会のうちに終了しました。



高等研究院 藤木 幸夫 特別主幹教授         

パネルディスカッションの様子 


 高等研究院では、今後も様々な形で情報発信を行うとともに、若手研究者及び特別主幹教授を中心とした研究者交流の機会を設け、「知のプラットフォーム」形成を推進して参ります。