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【研究成果】世界初、窒素原子の自由な付け替えが可能に! ~より安全・シンプルに。創薬や機能性材料開発に貢献~(矢崎亮 准教授)

2025.07.16
九州大学大学院薬学府の辻汰朗大学院生(研究当時)、福元良空大学院生、針尾たから大学院生、薬学研究院の大澤歩講師、大嶋孝志主幹教授、高等研究院の矢崎亮准教授らの研究グループによる
「世界初、窒素原子の自由な付け替えが可能に!
~より安全・シンプルに。創薬や機能性材料開発に貢献~」

の研究成果が英国の科学雑誌「Nature Communications」に2025年7月7日(月)に掲載されました。

ポイント

  • アミンは医薬品などに広く含まれる基本構造だが、特にかさ高いアミンの脱アミノ化は困難であり、新しい変換手法の確立が求められていた。
  • 本研究では、かさ高いα–三級アミンから、触媒を用いてジアゼン(※1)を1段階で合成する手法を世界で初めて開発した。得られたジアゼンを利用し、多様な結合変換を伴う脱アミノ化反応も実現した。
  • 本手法により、アミンを起点とした自在な分子変換が可能となり、創薬や機能性材料開発に貢献する次世代の合成基盤として期待される


詳しくは以下をご覧ください。
九州大学ホームページ