教員紹介 Staff
教員
ドリス アルズマニアン
Doris Arzoumanian
准教授(稲盛フロンティアプログラム教員)
専門分野
天文学, 天体物理学
太陽のような質量の小さい星は、生命が誕生する可能性のある惑星を宿しているかもしれないし、ベテルギウスやリゲルのような質量の大きい星は、銀河の星間物質の物理学と化学的濃縮を支配する。最近、細長い分子ガスフィラメントが星形成の主要な場であることが明らかになった。私の研究テーマは、このようなフィラメントの形成につながる主な物理過程(乱流、重力、磁場)の役割を研究し、それらがどのように断片化し、崩壊して新しい星になるのかを調べることである。さらに、若い星や進化した星からの恒星放射が、周囲の星間物質に与える影響を調べることにも興味がある。
私の研究では、様々な国際望遠鏡で得られた多波長観測データを解析している。それと並行して、理論家と協力して、観測結果と数値シミュレーションや理論モデルの突き合わせを行っている。
私の研究では、様々な国際望遠鏡で得られた多波長観測データを解析している。それと並行して、理論家と協力して、観測結果と数値シミュレーションや理論モデルの突き合わせを行っている。
メッセージ
私の研究目標は、星間物質の周期を支配する物理過程と時間スケールを制約することによって、星形成の包括的な全体像を構築することです。さらに、星形成のパラダイム改善の一環として、太陽の誕生環境を議論し、すべての星の形成研究を、私たちの星である太陽の起源に結びつけ、居住可能な惑星の形成と地球上の生命の出現を探求します。このポジションは、九州大学の研究者たちとの共同研究や国際的な研究コミュニティの一員として、私のプロジェクトをさらに発展させるための理想的な条件を提供してくれるので、稲盛FPの教員になれたことを嬉しく思っています。
略歴
- 2013年1月 - 2015年8月
- 博士研究員, Institut d’Astrophysique Spatiale (IAS),フランス
- 2016年1月 - 2016年8月
- 博士研究員, Laboratoire d’Astrophysique-Instrumentation-Modelisation (AIM),フランス
- 2016年10月 - 2019年4月
- 外国人特別研究員(JSPS), 名古屋大学
- 2019年4月 - 2020年7月
- 博士研究員, Instituto de Astrofısica e Ciencias do Espaco,ポルトガル
- 2020年11月 - 2021年8月
- 博士研究員, Laboratoire d’Astrophysique de Marseille (LAM),フランス
- 2021年9月 - 2025年3月
- 特任助教, 国立天文台
- 2025年4月 - 現在
- 九州大学 高等研究院 准教授(稲盛フロンティアプログラム教員)

