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講演会 Lecture
受賞

井上和秀特別主幹教授が瑞宝中綬章を受章

2024.05.01 NEW
高等研究院の井上和秀特別主幹教授が、令和6年春の叙勲において、瑞宝中綬章を受章されました。

井上特別主幹教授は、2005年1月に九州大学大学院薬学研究院教授に就任しました。その後、2009年5月に九州大学主幹教授の称号を付与され、2010年4月より2014年3月まで九州大学大学院薬学研究院長、大学院薬学府長および薬学部長を務め、2011年8月から2016年3月まで九州大学創薬育薬最先端研究基盤センター長を併任しました。さらに、2014年10月から2020年9月まで九州大学理事・副学長として、九州大学の運営に多大なる貢献をされました。2020年10月からは高等研究院特別主幹教授に就任し、ATP受容体の生理機能、グリア-ニューロン相互作用、グリア細胞の病態生理機能の解明を中心とした神経薬理学の研究活動を展開するとともに、次世代を担う若手研究者の育成に尽力されています。

このような多大な功績により、今回の受章となりました。

《受章のコメント》
この度の春の叙勲で有り難くも瑞宝中綬章を拝受しました。国から勲章をいただくなんてもっと年齢を重ねてからと思っておりましたので、連絡が入ったときは間違いではないかと思いましたが、これまでの私の研究成果を、「学術研究功労」という形で表彰していただけたようです。このような名目で瑞宝中綬章を頂けたのも、一重に九州大学の皆様のご協力とご尽力のおかげです。九州大学という優れた環境で、学生や共同研究者とともに様々な壁を乗り越えてきた努力の結晶だと思います。また、巨艦九大を支えてこられた本部および部局執行部の並々ならぬご努力のお陰でもあります。そのような様々な思いを込めて、ここに皆様への深い感謝の気持ちを表したいと思います。ありがとうございました。
井上 和秀